慢性の肩こりの緩和はパソコンに向かう姿勢や角度がカギだった
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肩こり改善のお役たち情報
パソコンに向かう姿勢を見直そう。
通常パソコンに1日中向かっている人は、多くの場合、猫背状態で、腕も肘をついて頭だけ前を向いた状態で仕事をしているのを見かけます。
この状態では、首が前に出て頭を支えています。
頭は意外にずっしり重い。
頭はスイカ1個分もの重さだといわれています。
クビが前向きになったせいで、頭の重力の支点と角度ができて、首頭を支えるために首の筋肉は緊張しっぱなしです。
この姿勢では、頭を首だけでは支えきれずに首と繋がった肩の筋肉、さらに背筋までも緊張状態は広がっていきます。
そして、ふと気がついて首を回そうと首を後ろに倒しただけで、激痛が走るような状態になってしまいます。
きおつけ状態で姿勢良く立っている状態が、頭の重力の支点がそのまま首と繋がっているので、首にかける負担が最も小さい状態です。
そのため、パソコンに向かうとき、首の角度をそのような姿勢になるようにすれば、首にかかる負担が最も小さくてすむわけです。
では、パソコンへ向かう正しいとは?
まず、椅子を高くして、肘から腕が少し下がるような状態でパソコンのキーボードの位置が低いと、肩が下がった状態になります。
肩が下がった状態で首に角度がつきにくいでしょう。
また、椅子に浅く腰かけると背が丸くなりやすいので、椅子に深く腰掛け、足の裏が全面地面につく状態で座ります。
椅子を高くしたので、足が届かないならば、踏み台を置くのも良いでしょう。
足を椅子の後ろにおくと背中が丸くなり首に角度ができやすいので、足が地面と垂直になるよう座るのが姿勢を正しくするコツでもあります。
最後にキーボードを打つ時にブラインドタッチが一番お勧めですが、キーボードを見なければ打てないなら、顎を引いて目線だけ落としてキーボードを打つのをお勧めします。
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